【ニューヨーク=小林泰裕】米航空機大手ボーイングは11日、数か月以内に全従業員の約10%にあたる約1万7000人を削減する方針を発表した。9月から続くストライキで工場が停止して損失が拡大しており、財務基盤の立て直しを急ぐ狙いがある。ボーイングでは、労働組合が9月13日、会社側の賃金の引き上げが不十分として16年ぶりにストに踏み切った。この影響で航空機生産の大半が停止し、10月下旬に発表予定のボ