【多事蹴論93】なでしこジャパンの“天然ストライカー”が救世主になった舞台裏とは――。2011年ドイツ女子W杯で佐々木則夫監督率いるなでしこジャパンは世界制覇を果たした。日本サッカー界初の世界王者という快挙のキッカケとなったのは準々決勝のドイツ戦。これまで未勝利のホスト国を相手に劇的な決勝ゴールを決めたのは現在バラエティーなどで活躍するFW丸山桂里奈だった。1次リーグを2位で通過した日本は難敵ド