2019年に韓国に亡命した北朝鮮のリュ・ヒョヌ元駐クウェート大使代理が、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)とのインタビューで、自身が目撃した「残酷な場面」について語っている。その場面とは、2010年3月に貨幣改革失敗の責任を問われて処刑された朴南基(パク・ナムギ)元朝鮮労働党計画財政部長の家族が、管理所(政治犯収容所)に連行された時の様子だ。リュ氏によれば、連行は夜に行われ、朴元部長の妻子が泣き叫ぶ声