(写真:時事)9月の自民総裁選への出馬を目指す河野太郎デジタル担当相(61)に対し、永田町で「挑戦権喪失」の危機がささやかれている。所属派閥領袖の麻生太郎副総裁が、岸田文雄首相(総裁)の再選を支持する立場から河野氏の出馬を認めない公算が大きく、その場合、「断念か派閥離脱による出馬か」(周辺)の厳しい選択を迫られるからだ。河野氏は2021年の前回総裁選の決選投票で岸田首相に惜敗したことで、捲土重来を期す。