子育てをする親からすると、子どもには「自分で考えたり、自分で選んだり、自分で決められる人」になってほしいと思うもの。つまり、主体性を求めがちです。でも、実際の子育ては、主体性を育てるどころか、主体性を奪うものになっていることは珍しくありません。『「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない』(坪田信貴著、SBクリエイティブ刊)では、親が「やりたいことを自分で選び、主体的に生きる子」を育てようと思う一方で