ペンギンが素早く泳ぐメカニズムを水上車両や水中探索ロボットなどの構築の手掛かりとしたり、フラミンゴが1本足で安定して立つポーズを少ないエネルギーで姿勢を保つシステム開発に応用できないか考えられたり、人間にはない他の動物のメカニズムがロボット研究のアイデアとして生かされることがあります。パリのソルボンヌ大学で動物行動学と生体力学を専門に研究するポーリン・コストス氏が、生物にヒントを得たロボット工学へ