■「小池氏が勝負を仕掛け、流れを作った」と見られていたが…衆議院の東京15区、島根1区、長崎3区の補欠選挙が4月16日に告示された。裏金問題で自民党に大逆風が吹く中、岸田政権の行く末を左右する選挙戦になると見られているが、幕開けから早くも波乱含みの展開となっている。特に東京15区補選では小池百合子都知事の学歴詐称疑惑が再燃する中、自民党が乙武洋匡氏の推薦をしない方向に舵を切り、情勢は混迷を極めている。筆者