10日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比21.69ポイント(0.70%)安の3075.24ポイントと続落した。国内発の新規材料に乏しい中、外部環境の不透明感が重しとなる流れ。パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するハマスとイスラエルの「戦争」で、中東地域が不安定化すると懸念された。中国が掲げる広域経済圏の「一帯一路」戦略では、中東地区も重要なハブとなっている。もっとも、下値を