1986年夏の甲子園…エース・上原晃氏を擁する沖縄水産は松山商に敗れた2年連続屈辱の夏だった。元中日投手の上原晃氏は沖縄水産の2年生エースとして、1986年の夏の甲子園のマウンドに上がった。1年の夏はサヨナラ暴投で涙したが「スライダーもしっかり覚えたし、これまでとは違って、いけるぞと思って、自信を持っていった大会だった」。しかし、待っていたのは、またも悪夢だった。準々決勝の松山商(愛媛)戦にサヨナラ負け。