「太陽系外惑星」の大気にどんな分子が含まれているのかは、惑星の形成や進化を探る上で欠かせない情報です。しかしこれまでの観測では、限られた温度でのみ存在するとされるいくつかの分子が検出されていませんでした。コーネル大学のLaura Flagg氏などの研究チームは、太陽系外惑星「WASP-31b」の大気中から「水素化クロム(CrH)」の検出に成功しました。これは太陽系外惑星の大気中で初めて発見された金属水素化物です。また、