川又米利氏が得意とした遠藤一彦氏、北別府学氏星野仙一氏が中日監督に復帰したのは1996年シーズン。闘将の第2次政権が始まった。元中日で野球評論家の川又米利氏は当時、プロ18年目。この年から代打オンリーで勝負することになった。「ここという時に使ってもらった」。長きバットマン生活では相性のいい投手も、悪い投手もいたが、代打時代では得意な相手投手をよく覚えているという。「向こうが僕のことを意識してくれていた