【島田明宏(作家)=コラム『熱視点』】 先週の土曜日、6月24日の東京第5レースの2歳新馬戦で、三浦皇成騎手が騎乗したヴェロキラプトルが優勝。これにより、三浦騎手は、史上42人目、現役では22人目となるJRA通算1000勝を達成した。5月13日に999勝目を挙げて王手をかけてからひと月半ほど、71戦目での大台到達だった。 減っていく数字ではないとはいえ、やはりプレッシャーがあったのだろう。史上初めて騎手とし