こちらは南天の「ろ座」(炉座)の方向約1億5700万光年先にある銀河「NGC 922」です。NGC 922の明るい中心部は歪んだ渦巻腕(渦状腕)とリング状の構造に取り囲まれています。リング構造や渦巻腕を彩るピンク色の輝きは電離した水素から放射された光で、新たな星を生み出す星形成活動が起きていることを示しています。【▲ ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された銀河「NGC 922」(Credit: NASA and ESA)】NGC 922のリング構造は、現在観