九州大学は28日、線虫を使った実験によって、記憶自体はあるが思い出せないことと、記憶自体が消去され忘れることの違いを遺伝子レベルで解明したと発表した。今回の研究成果は、認知症やPTSD(心的外傷後ストレス障害)などのより深い理解につながる可能性があるという。【こちらも】理研、海馬から大脳新皮質への記憶転送の仕組みを解明■AWC神経細胞が線虫の記憶消去に関わる私達はさまざまな情報を記憶している。しかし、