室町時代に鞆の浦で作られたと見られる刀が発見されました。鞆の鍛冶文化を伝える貴重な資料だということです。 鋭い切っ先から冷たい輝きを放つ刀…公開されたのは長さおよそ53センチの脇差という種類の刀です。柄の部分には「備後鞆津薮下アサ三」と刻印されています。 福山市内の住宅に所蔵されていたもので、9月8日鞆の浦歴史民俗資料館に寄贈されました。 鞆の浦では室町時代の終わりごろまで刀が多く作られていました