国民生活センターはこのほど、2020年度に全国の消費生活センターなどに寄せられた相談件数が、前年度とほぼ同数の93万9343件だったと発表した。単純計算すると、1日当たり2600件ほどだ。これだけ多いと、暴言を吐いて職員を困らせるような相談者も出てくる。現場では今、「クレーマー(対応困難者)」対応によるスタッフの疲弊が問題視されている。中には休職や退職に追い込まれる事例もあるという。消費者庁も看過できなくなり、