韓国統一省の集計によると、北朝鮮から脱北して韓国に入国した人の数は、2001年には1043人だったのが、2009年には2914人まで増加した。しかし、金正恩氏が政権の座についてから1000人台まで減少し、2019年には1047人、昨年はわずか229人と激減した。その一因とされているのが、国境警備の強化だ。昨年1月からは新型コロナウイルスの国内流入を防ぐために今までにない厳重な警備となっている。そんな中でも、脱北の試みは続いている