昨年8月、レバノンの首都・ベイルートで発生した大爆発事故は、今なお記憶に新しい。核爆発かと見まがう煙を空高く巻き上げた事故の原因は、倉庫に積まれた大量の硝酸アンモニウムだったと言われる。実は北朝鮮でも、これと同様の事故が起きている。平安北道(ピョンアンブクト)の龍川(リョンチョン)で2004年4月、これが大爆発して8000棟の建物が吹き飛び、1500人が死傷する悪夢のような惨事が発生したのだ。(参考記事:【動画