韓国の消防職員の数は2019年の時点で5万6647人。韓国消防庁は、2017年から5年計画で2万人増員する計画を進めており、2022年には消防職員1人が担う人口は768人となり、日本の779人とほぼ同じレベルとなる。韓国政府が災害インフラ増強や人員増員に力を入れているのは、事故や災害への適切な対応、国民の生命と財産を守る姿勢のアピールとなり、政権への評価につながるからだ。これは韓国以外の国でも同じだ。一方の北朝鮮だが、消防