地球の周囲には「ヴァン・アレン帯」というドーナツ状の放射線帯が存在しています。今回、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のジオスペース探査衛星「あらせ」の観測データを利用した研究によって、ヴァン・アレン帯の謎の一端が解明されました。観測を行う「あらせ」のイメージ図(Credit: ISAS/JAXA)■ヴァン・アレン帯の電子がエネルギーを得る場所は限られていた今回の研究成果をまとめたもの。地球の夕方側(左上、明るい緑色の