物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ2.5%減となったことが、厚生労働省が発表した3月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。3月の一人当たりの平均現金給与総額は27万9922円で、前年同月比が1.9%減となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は1.1%減の26万2175円で、所定内給与は0.9%減の24万2384円、所定外給与は3.1%減の1万9791円。特別に支払われた給与は、12.4%減の1万7747