物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ1.1%減となったことが、厚生労働省が発表した2月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。2月の一人当たりの平均現金給与総額は26万4435円で、前年同月比が0.8%減となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.2%減の26万1173円で、所定内給与は0.1%減の24万1529円、所定外給与は0.5%減の1万9644円。特別に支払われた給与は、34.2%減の3262円