医療の現場では始業時間前と就業時間後に残業をした人の割合がともに6割弱に上っていることが、日本医療労働組合連合会の「2018年秋・退勤時間調査」で明らかとなった。調査を行った日の始業時間前に業務した人は全体の57.6%だった。職種別にみると、看護師は69.4%、医師は54.5%、リハビリ技師は56.9%が始業前に業務しており、3職種で半数を超えた。年代別にみると24歳以下70.9%、25〜29歳63.3%、30代57.2%、40代54.4%