2018年6月30日、バーレーンで開かれていた世界遺産委員会で、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されることが決定した。潜伏キリシタン遺産は、日本でキリスト教が禁じられた17〜19世紀に、長崎県内と熊本県天草市でひそかに信仰を守り続けた「潜伏キリシタン」の文化的伝統を物語る12の資産で構成される。島原・天草一揆の舞台となった原城