婦別姓の婚姻届が受理されず、法律婚ができないのは違憲だとして、選択的夫婦別姓を求めるグループが5月10日、国に損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。東京地裁立川支部、広島地裁でも訴状が受理される見込みで、3か所同時の提訴となる。原告は東京都内のカップル3組と広島県内の女性1人の合計7人で、いずれも事実婚をしている。夫婦別姓をめぐっては、2015年12月に「夫婦同姓は合憲」とする最高裁判断が出されている。今回の弁