資源価格下落による業績悪化から一転、市況が持ち直し、好業績が続く大手商社。背景には、非資源事業を強化するなど、資源だけに頼らず、市況に左右されない事業基盤を作ってきた成果も見て取れる。資源価格の高騰が続く中、投資計画に方向転換はあるのか、今後の戦略を、大手商社のトップに聞いた。三菱商事・垣内威彦社長―2018年3月期の業績予想は当期利益5000億円と、商社としては過去最大となりますが、その要因