東京大学が、一律5年と決めていた有期雇用の上限を撤廃する方針を固めた。来年4月から、「無期転換ルール」の適用が始まりそうだ。12月12日、大学が東京大学教職員組合に方針を示した。雇用の安定を目的とする改正労働契約法では、2013年4月を起点に、同じ職場で5年を超えて働く有期雇用労働者について、本人が望めば、無期雇用に転換しなければならないとしている(5年ルール)。一方、東大では大学法人化した2004年以降、有期の