青酸を飲まされた高齢の男性が相次いで死亡した事件で、殺人などの罪に問われた筧千佐子被告人に対し京都地裁は11月7日、死刑判決を言い渡した。弁護側は死刑判決を不服として即日控訴した。この裁判では、筧被告人の「認知症」の影響が争点の一つとなっていた。産経新聞によると、公判で筧被告人を「軽度の認知症」と診断した医師が出廷。医師は「(筧被告の認知症は)急速に進行するようなものではない」とし、責任能力や訴訟能