2011年8月に岩手県奥州市の金型設計会社に勤務していた係長の男性(当時51)が亡くなったのは、会社側が安全配慮義務を怠ったためだとして、遺族が11月16日、当時勤務していた会社と当時の役員3人に約6482万円の損害賠償を求め、横浜地裁に提訴した。男性は生前、「この会社はおかしい。俺になんかあったら訴えていい」「(係長になった後で)係長という役職はいらない。普通の社員でよかった」などと妻に訴えていたという。●東日