歌舞伎役者・中村勘九郎を主役に、映画上映と舞台上演を同時に行っている「真田十勇士」。映画から観ると、映画からキャラクターが飛び出て来たみたいに見えるし、舞台から観ると、戦場のスケール感の圧倒的な広がりに目を見張る。どちらもデジタルとアナログを縦横無尽に交差させたとても贅沢なプロジェクトは、常に自由な発想で観るものを驚かせてきた堤幸彦だからできたこと。インタビュー後編は、「真田十勇士」のなかの堤らし