今日、12月4日は「血清療法の日」です。近代医学の礎を築き、慶應義塾大学医学部の創立・初代学部長も務めた北里柴三郎博士が、はじめて血清療法を確立した日として伝わっています。北里氏は1886(明治19)年からの6年間、ドイツに留学し、当時、病原微生物学研究の第一人者であったローベルト・コッホに師事して研究に励みました。そして、留学中の1889(明治22)年に破傷風菌の純培養に成功、さらにその毒素に対