最後まで全力疾走に徹した東海大相模が45年ぶりの栄冠!第97回全国高校野球選手権大会決勝は今大会を象徴するような激しい攻防戦になった。まず走塁面を見てみよう。私が重視するのは打者走者の各塁到達タイム。私が設定する全力疾走(俊足)の基準は「一塁到達4.3秒未満、二塁到達8.3秒未満、三塁到達11秒未満」で、これをクリアしたのは東海大相模6人11回、仙台育英1人1回とまったく勝負にならなかった。この分野は一塁