横浜人形の家手に取って開くたびにイラストが立体的に飛び出す「しかけ絵本」。昔から変わらず絵本好きな子ども達に大人気ですが、昨今では大人がコレクションする等ちょっとしたブームとなっていて、古いものは美術工芸品としての価値を持つものあります。本展では「立体的に魅せる」ことに焦点を当て、明治・大正期に様々な立体模型をつくるために描かれた「組み上げ絵(立版古)」や昭和期に当時の少女たちの心を掴んだ紙