自動車用ファスナー・コネクターの世界市場規模は2032年に33100百万米ドルへ、成長基調続く

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自動車用ファスナー・コネクターとは
2024年の世界生産量は約36,547百万個、平均販売価格は0.71米ドルである。対象製品はボルト、ナット、ねじ、スタッドなどのねじ締結部品に加え、リベット、セルフピアシングリベット、フロードリルスクリュー、溶接スタッド、クリップ/クランプ、クイックコネクト継手、ワッシャー、絶縁ガスケットなど非ねじ部品まで広範に及ぶ。

これらはボディ、内外装トリム、シャシー、パワートレインに加え、EV領域ではバッテリーパック、高電圧ハーネス、冷却プレートなど熱・電気統合システムにも組み込まれる。産業構造は上流(線材・コーティング材料・金型)から中流(冷間圧造・射出成形)を経てOEMおよびアフターマーケットへと連結し、粗利益率は15%~30%のレンジに位置する。

2025年における自動車用ファスナー・コネクター市場は、電動化・軽量化・車両アーキテクチャの高度モジュール化を背景に、従来の標準締結部品市場から「システム統合型エンジニアリング市場」へと構造転換が進行している。

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図. 自動車用ファスナー・コネクターの世界市場規模
QYResearch調査チームの最新レポート「自動車用ファスナー・コネクター―グローバル市場シェアとランキング、全体の売上と需要予測、2026~2032」によると、自動車用ファスナー・コネクターの世界市場は、2025年に26870百万米ドルと推定され、2026年には27610百万米ドルに達すると予測されています。その後、2026年から2032年にかけて年平均成長率(CAGR)3.1%で推移し、2032年には33100百万米ドルに拡大すると見込まれています。

■EV化による市場構造転換:部品からシステム競争へ
自動車用ファスナー・コネクター市場は「価格主導の部品競争」から「エンジニアリング主導のシステム競争」へと移行している。電動化、軽量化、モジュールプラットフォーム化の進展が需要を押し上げ、特にEVのバッテリー周辺構造や高電圧熱管理領域が新たな成長軸となっている。

地域別では、アジアが生産能力と車種サイクルを背景に数量・コスト面で優位性を維持し、欧州はクロムフリー防食技術とトレーサビリティ基準により高い参入障壁を構築している。北米は現地生産化とバッテリーサプライチェーンの内製化を進め、サプライヤー連携を強化している。直近6カ月の業界データでは、EV1台あたりの高機能締結部品使用量は従来車比で約20%前後増加している。