トヨタ自動車の「GAZOO Racing」が開発したスポーツコンバージョン「MARK X GRMN」が東京オートサロン2015の会場に姿を現しました。

マークX 350Sをベースに「大人のスポーツFRセダン」をコンセプトとして開発されており、国産「FRセダン」で唯一となる6速MTを採用、運動性能に一層の磨きをかけることで一般道からサーキット走行まで幅広く、走りを楽しめるモデルとなっています。

エクステリアでは空力性能に配慮したスポーティな前後バンパーが目を引きます。

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黒基調に統一されたインテリアでは専用コンビネーションメーターを採用、ステアリングの小径化やウルトラスエード地の専用スポーツシートにより、スポーツドライビング時の操作性を向上。

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最高出力 321ps、最大トルク 38.7kgmを発生する3.5L 2GR-FSEエンジンは6MTとの組合せに際して出力制御特性のチューニングを受けており、低回転域の豊かなトルクはそのままに、アクセルレスポンスや高回転まで淀み無く回る伸びやかな回転フィールなど、本来ユニットが持っているパフォーマンスを更に引き出しています。

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カーボンファイバー製のルーフパネルやエアロパーツで軽量化すると共に補強用ブレース、ドアスタビライザーの追加でボディ剛性を向上。

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足廻りでは乗り心地の良さを両立した専用のサスペンションやLSD、前後異サイズタイヤ(前235/40R19 後255/35R19)、ブレーキ部品の軽量化などにより、GRMNならではの「走りの味」を追求、走行性能を一層向上。

ニュルブルクリンクで培ってきたノウハウを継承すべくGAZOO Racingのマイスターが走りの味付けを担当しており、4輪の設置荷重のバランス取りを重視、ステアリングで曲がるというよりも「アクセル」で曲がる感覚に仕上げたと言います。

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同車の受注開始は3月1日からとなっており、6月上旬に全国のトヨペット店を通じて100台限定、540万円で発売される予定になっています。

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(出展 トヨタ自動車)

■MARK X GRMN Webサイト
http://grmn.gazooracing.com/Mark_X/index.asp

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 (Avanti Yasunori) 

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