Google GoがGitHubを新しい住処に
マイクロソフトのすぐ後に続いて
グーグルで開発されたプログラミング言語Goが、GitHubに移動した。
Goは、グーグルの複数製品に使用されているC言語をその大まかな基礎としているが、先週木曜まではGitHubのライバルであるMercurialをホストとしていた。グーグルのエンジニアで主任デザイナー、かつGoの投稿者でもあるロブ・パイクは、その決断をGoのメッセージ板で説明した。
「Mercurialも素晴らしかったが、お別れする時が来ました」パイクはさらに続ける。「世界は大きく変わってしまったのです。GoコミュニティのほとんどのメンバーがGitを使い、GitHubをその成果のホストにしているので、我々も参加するべきなのです」。
Goは既にGitHubがホストとなっているグーグルのDart言語などと同じ道を辿ることになる。これは今週始めにマイクロソフトが下した、自社のプログラミング・フレームワークである「.NET」をオープンソース化し、GitHubをそのホストとする決断に続くものとなる。
GitHubはバージョンコントロール・ソフトであるGitをベースとするリポジトリ・ホスティングサービスで、今やTwitterのような企業やRuby On Railsのようなオープンソース・プロジェクトなどからの1,700万件を超えるリポジトリのホストとなっている。Ycombinatorのコメントは、GitHubこそが今日の勝者だとしている。
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「グーグルがGoをGitHubにホストしました。マイクロソフトも.NETをGitHubにホストしています。こういった有力企業からこうも絶対的に支持を受けるというのは達成感もひとしおでしょう」。
Lauren Orsini
[原文]