タイトルを諦めるモウリーニョ監督「制覇できるとは思わない」

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 プレミアリーグ第32節が29日に行われ、チェルシーはクリスタル・パレスとアウェーで対戦し、0−1で敗れた。

 白星を逃したチェルシージョゼ・モウリーニョ監督が、敗戦を振り返った。クラブの公式HPが伝えた。

 モウリーニョ監督は試合の結果を受けて、タイトル争いについて口を開き、「数字的にはまだ可能であることはわかっている。だが、数字的な意味合いと、現実は別物だ」とコメント。続けて、「他チームの結果に依存しすぎる。多少であればいいものの、多くに依存する場合、私はタイトル獲得が可能だと思わないね」と落胆した。

 そして、「我々は、残された6試合で勝利を目指し、ベストな位置でシーズンを終えられる努力をするよ。だが、あまりにも難しい状況になってしまったため、リーグを制覇できるとは思わないね」と語った。

 また、チームに欠けていたものについて問われた同監督は、「精神力と少しのクオリティーだ」と返答。そして、「クリスタル・パレスは確かなメンテリティーを持って、我々に勝利した。彼らは強固な精神を持ち、攻撃的で、まとまっていた。彼らの全選手がポテンシャルを最大限に発揮してプレーしていたと感じたね」と対戦相手を称賛している。