「食の極み『魯山人納豆鉢』」はタカラトミーアーツより2月上旬発売。2,200円(税抜)

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みなさんにとって、ご飯のお供といえば…? 
いろんな答えが出てきそうだが、納豆!という人、けっこういるのでは。私自身も納豆は大好きで朝、納豆ご飯を食べることも多いのだが、そんな納豆好き必見のアイテム「食の極み『魯山人納豆鉢』」が、タカラトミーアーツから2月上旬に発売される。

これはなんと、美食家として知られた北大路魯山人が提唱したとされる、“納豆を究極に美味しく食す方法”を再現できるアイテムとのこと。さっそく体験してみることに!

まず見た目は写真のように、把っ手付きの蓋がついた半透明の容器といった感じ。この容器に納豆を入れてかき混ぜる仕組みになっている。“納豆はかき混ぜるほどに旨くなる”という魯山人の教えに基づき作られたものだそうで、納豆が最も美味しくなるかき混ぜ数を検証し、424回という回数を設定してあるのだとか!

…424回!! 自分の手だけでそんなにかき混ぜるのは至難の業だけど、この『魯山人納豆鉢』があれば、手軽にできてしまうというわけだ。では、さっそくチャレンジ! 

ちなみに、この商品は『おかめ納豆』で知られる納豆の最大手タカノフーズ(株)の協力のもと作られたとのこと。家にちょうど買い置きもあったし、せっかくなので『おかめ納豆』でトライ。

使い方は簡単。まず、424回まわるようにセットされている「魯山人モード」と、好きなだけ無限にかき混ぜられる「我流モード」があるので、今回は「魯山人モード」をチョイス。それから容器に納豆を入れ、蓋をきちんとしめたら、把っ手をひたすら回すだけ! 

本体には案内窓がついていて、“始め”の表示から、回していくうちに“まだまだ”→“手を抜くな”→“気合だ”と切り替わっていく。正直、ふだん手を回す動きというのをあまりしないので、けっこう疲れてくるのだが、この表示に励まされている気がして頑張れる! そして、あともう少し、と思っていたら、“醤油”と表示され、蓋の一部がパカッと自動的に開くので、そこに醤油を入れる。その後、再び回して“極めよ”の表示が出れば、まもなく“完”。蓋がまた自動的に開けば、出来上がりの合図。

回している最中も中身が見えるので、ずいぶん粘りが出ているなと思っていたのだが、開けてみてみたら、もっとすごかった! 糸を引くって、こういうことなんですね。今までこんなにかき混ぜたことなかった…って、424回分だから当たり前か…。

さっそくご飯にのせていただいてみて、また驚いた。何よりなめらかだし、コクが強くて美味! いつも自分が食べているものとは明らかに違う。混ぜるのに多少根気はいるけど、納豆好きなら楽しめること間違いなし。できることなら、NHKの朝ドラ『ごちそうさん』のめ以子さんにも教えてあげたい! 
(田辺香)