ヴェンゲル監督、合意が迫るMFマタのマンU移籍に苦言

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 アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督は23日、チェルシーに所属するスペイン代表MFフアン・マタのマンチェスター・U移籍が間近に迫っていることについて言及した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 マタは、およそ4000万ポンド(約68億7000万円)の移籍金で、昨シーズンのリーグ王者であるマンチェスター・Uに加入するのではないかと報じられている。

 大型移籍の成立が迫る中、ヴェンゲル監督は、「私は驚いているよ。マタは偉大な選手であり、チェルシーはそのような選手をライバルチームに売却するのだからね。チェルシーはすでに今シーズンのマンチェスター・Uとの対戦を済ませている。彼らは先週、マタを売却することもできたはずだ」とコメント。マタのライバルチームへの移籍に不快感を露わにした。また、「チェルシーの行いと、彼らがルールを作っているわけではないということは理解している」と語った上で、「ルールはもう少しフェアに適用されるべきだと思う」と自身の見解を示している。

 現在、3位チェルシーに勝ち点差2をつけ、首位に立っているアーセナルは、2月12日に行われるリーグ戦第26節でマンチェスター・Uと対戦する。