15日、イタリア・ロンバルディア州にあるACミランのホーム=サンシーロで行われたコッパイタリア5回戦(スペツィア戦)でスターティングメンバーに名を連ねた本田圭佑は、後半開始早々ゴールを決め、自らのホームデビューに華を添えた。

すると、18日放送、TBS「S1」では「本田ホームデビュー戦初ゴール ACミラン大物OBに独占取材」と題し、清水エスパルスでもプレーをした元イタリア代表ダニエル・マッサーロを直撃、本田について話を聞いた模様を伝えた。

「たとえ格下の相手であっても本田がゴールを決めたことは重要なこと。サンシーロのサポーターへアピールにもなります。本田にとっても自分の能力を信頼できるからです」と、そのゴールを称賛したマッサーロは、本田が試合後のミックスゾーンでコメントを拒否した件についても言及。「本田がインタビューに応えないとか協力的ではないと思わないでほしい。どういう意味かと言うと、それは“環境を理解する時間を下さい”、“イタリア語を学ばせて下さい”と本田が思い、そうすればもっと皆さんの要求に応じることができるでしょうし、ACミランで自分は何ができるのか確信を持ちたいのです」と推し量った。

また、ACミランはクラレンス・セードルフ氏が新監督に就任したばかりでもある。この点についてもはマッサーロは「本田をどう起用するかが頭にあるでしょう」と前置きしつつ、「私が聞いたところによると、本田はバロテッリの後ろにカカと並べると聞いています。そのポジションで本田の多くのゴールとアシストが見られるでしょう」と明かしている。