フランス流!子供の上手な育て方のコツ「子供は王様ではない」

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出生率2.0を誇るフランス。政府の手厚い育児支援制度はもちろん、他にもフランスならではの「快適な育児生活」を送る秘訣(ひけつ)がありそうです。フランスでの子育てを体験したアメリカ人ジャーナリストが見つけた、フランス流育児のコツとは……。

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●妊娠中でも「のんき」な生活!?
妊婦さんにとって、タバコやアルコールは厳禁。さらにアメリカでは、厳しすぎるほどの食事制限があったりと、毎日が「禁止」だらけ。妊娠前とあまりに違う生活リズムに、ストレスを感じる妊婦さんが多いのが現状です。

一方、フランスの妊婦さんは意外にゆるい生活を送っているようで、体重に問題が無い限り、ある程度の嗜好(しこう)品は許可されているそう。赤ちゃんへの影響が気になりますが、統計によると、フランスの児童の死亡率や妊婦に関連した子供の死亡率は、アメリカより低いそうです。

●子供は王様ではない
ついつい子供のわがままに付き合ってしまう親は、案外多いもの。ただ、「子供に耳を傾ける=子供に従う」ではありません!

フランスでは「子供は、親の言うことや身の回りで起きていることを理性的に感じ取ることができる」という視点で、しつけがされるそう。

「おやつは○個まで」など、日常の小さな決まり事をきちんと説明し、守らせるのが大切。「子供は生まれたときから、物事を理解できる」という思想が、フランスでは根付いているようです。

他にも、赤ちゃんが目を覚ましても「すぐに相手をせず、少し放っておく」というのも、コツの1つ。少しの間1人でベッドにいることで、一人遊びなど「自立」の手助けになるようです。

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:Enfants : les 5 secrets de la parfaite education made in France – Terrafemina
http://www.terrafemina.com/vie-privee/famille/articles/27985-enfants-les-5-secrets-de-la-parfaite-education-made-in-france.html