レイ・セフォーが語るタヴァレス
前回のボブ・シュクライバーに続き、K-1で大活躍したレイ・セフォーにインタビューを試みた。福田力と対戦するブラッド・タヴァレスのセコンドとして来日したセフォーが、日本ではまだ無名に近い教え子ブラッド・タヴァレスについて語ってくれた。
「ブラッドと練習して2年になる。彼はハワイとベガスを行ったり来たりして練習しているんだ。キックボクサーと言われているけど、ベースはキックじゃない。そして、レスリングも柔術もちゃんと修得している。そうだな、ブラッドのベースはファイター……。でもストリート・ファイターじゃないぞ。ナチュラル・ボーン・ファイターって感じで、根っからのファイターなんだ。そんな彼の才能を正しい方向に伸ばすことが、私の仕事だよ」
――非常に柔な動きができるファイターのように見受けられます。
「その通りだ。私の経験の全てを伝えている。エヴァン・ダナムやブレンソン・ハンセン、彼らと同様にね。彼らは個人的に凄く才能があるんだ。ブラッドがリキ・フクダに勝つ自信は十分に持っている。いずれにせよ、自信もなくてコーナーにはつけない。
K-1時代から、私は常に自信を持っていた。負けることを考えて、リングに上がることはない。そういう私の気持ちも、彼には伝えている。ファイティング・スピリット、オールド・サムライ・スピリットだよ。私はリキのことを認めている。それは分かって欲しい。でも、ブラッドはソンジョそこらの新鋭ではないからね」
――福田選手の攻撃のなかで、最も警戒している点は何でしょうか。
「リキはオールラウンダーだ。打撃も良いし、レスリングも強い。ただし、しっかりと対策はちゃんと練っている。と同時に、私はあまり対戦相手のことを考え過ぎたトレーニングは好きではないんだ。そうでなく、もっと大局を俯瞰できるような強さを身につけてほしい。
防御、カウンター、全てをトレーニングしなければならない。それがマーシャルアーツだ。今回はリキと戦うが、これからずっとリキと戦い続けるわけじゃない。色んな相手と戦うのだから、対策は必要だけど、地力をつけることの方が重要だと私は思っている。オーソドックス、サウスポー、ストライカー、レスラー、対戦相手によって戦い方は全て違う」
