「iPhone資金寄付を」に批判も、盗まれた生徒救おうと教師動くも…。
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中国メディア浙江新聞などによると、この一件は先日、浙江省寧波市のある小学校で起きた。同校で英語教師を務める熊さんが、iPhoneを盗まれた女子生徒の話をネットで明かし、泥棒を非難。そして「子どもを少しでも元気づけてやりたい」と、新しいiPhoneの購入資金として寄付金を募った。
女子生徒に同情して寄付を申し出る人もいれば、「教師がひとりの生徒のためにする行為ではない」「再びiPhoneを買い与えても何の解決にもならない。子どもには困難から立ち直れる強い心を教えろ」などと、熊さんの行為を「軽卒だ」として非難する人も目立った。
結局、想像を超えてネットで盛り上がってしまったことから、熊さんは「本当に生徒を苦痛から救いたかっただけなんです。生徒に、泥棒のような悪い人も世の中にはいるけれど、同時に彼女のことを思いやってくれる善良な人もたくさんいるということを伝えたかったんです」と釈明している。