シャバドゥビタッチヘンシン♪ 『仮面ライダーウィザード』リングが勝手に光るスポット発見! 分解もあるよ
そして、放送開始とともに発売された“変身ベルト”の品薄状態も、もはや恒例と言えるだろう。
今回の『ウィザード』のモチーフは「魔法使い」。そして変身に使われるのは“指輪”だ。
この『ウィザードリング』と呼ばれる“指輪”、実は単体なら『ガシャポン』や食玩で手に入れることが出来る。しかしベルトが無ければ光らせて遊ぶことはできないので、あくまでベルトありきのオモチャであると言えよう。
●ベルトが無いのに光ったよ！
筆者の息子もベルトは持っていないが『ガシャポン』で「ウォーター」の『ウィザードリング』をゲット。ちなみに400円だった。
彼はひたすら妄想の中で変身してご満悦。しかし指のリングは光るはずもない。ところが帰路のJRの自動改札で「ウォーター」のリングが突然発光！
自動改札で「光ったぁあああ！」と小躍りする親子。いったいどういうことなのだろうか。
●ほかにも光るのかな？
推測ではあるが『ウィザードライバー』のタッチ部分には非接触式カードリーダーと同様のユニットが実装されていると思われる。本来『ウィザードリング』はこれに反応して発光するのだが、自動改札からの読み取り信号にも反応してしまうのではなかろうか。
試しに『SUICA』対応の自動販売機の読み取り部分にリングを近づけてみると……やっぱり光った！
コカ・コーラの自販機や、タバコの自販機の『TASPO』読み取り部分、ローソンの『Loppi』券売機やEdyのリーダーなどにも反応した。
他にも、カード読み取り型のゲーム機などでも反応が認められた。
つまり、僕らは街中のどこでも変身できる、というわけなのだ。ウィザードアクションプリーズ！
●分解してみたらわかった意外な事実
指輪が光るってことは、中にセンサー的なものが入っていて、電池でLEDとかが光るんだろうなー、と素人予想。
早速分解してみると……意外や意外、中に電池は入っていなかった！『ウィザードリング』は電池要らずのエコ設計なのだ。
中にあったのは、チップ？とコイル状に巻かれた線。これはやはり魔法で光る、ということなのだろう。
●バンダイさんにベルトのことを聞いてみた
『ウィザードライバー』のことなどについて、バンダイの広報さんに伺ってみた。
ガジェット通信（以下ガジェ）: 『ウィザードリング』が、『TASPO』や『SUICA』など自販機の読み取り部分に近づけたら光ったんですが、なぜですか？
バンダイ広報さん（以下バンダイ）: 非接触式のカードリーダーで光った、ということなのですね。実はこちら（広報）では（リングなどの）中身について把握していないので、お答えできないんです。すみません。
ガジェ: 毎年この時期、変身ベルトがかなりの品薄になってしまうのですが、いつ頃解消される見込みでしょうか？
バンダイ: 生産体制について万全を期しているのですが、間に合っていない状況となっており、解消の見通しがたっておりません。申し訳ございません。
ガジェ: 転売などについてはいかがお考えですか？
バンダイ: 転売については非常にお答えが難しいところです。ベルトの供給については、お子様の手に行き届くよう頑張っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
（申し訳なさそう）
ガジェ: こちらこそありがとうございました。
というわけで、“変身ベルト”については気長に待つのが良さそうだ（クリスマスまでに何とかなるといいなあ）。
余談だが、『仮面ライダーW』では2つのスロットにメモリスティックを挿して変身した。その次の『仮面ライダーオーズOOO』では3つのスロットにメダルを挿して変身。さらに次の『仮面ライダーフォーゼ』では4つのスロットにスイッチを挿して変身していた。今回の『ウィザード』では5本の指に指輪をはめて変身、と変身用のアイテム組み合わせがどんどんと増えているのは実に興味深い。今後の仮面ライダーの活躍に期待したい。
シャバドゥビ タッチ ヘンシン♪シャバドゥビ タッチ ヘンシン♪
※画像はテレビ朝日『仮面ライダーウィザード』ホームページ、および『プレミアムバンダイ』ホームページより引用
