「喫煙者のほうがゲイカップルより健康だ」オーストラリアのキリスト教団体代表が発言

近年、各国で同性愛者同士の婚姻を認めようという動きが広がっていますが、宗教や宗派によっては教えに反することもあり、激しく議論されています。

オーストラリアのキリスト教団体の代表が、「タバコの喫煙はゲイカップルの結婚よりは健康的だ」と発言し、物議を醸しています。

 

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この発言があったのは、タスマニア大学で「結婚の平等」に関する討論会で、キリスト教団体の代表であるジム・ワラス氏が、学生から受けた質問に答えたとのことです。

喫煙が健康に有害であるとされてからずいぶん経ちますが、ワラス氏は「ゲイコミュニティによる健康の統計は、喫煙者のそれより劣っていた」と述べています。

また、医療費も同性愛者の方が多くを要求しているとの結果が出ており、麻薬の使用率や自殺率も高く、男性の寿命を20年も縮めているものだったと主張しています。

一方で喫煙者の寿命の短縮は7〜10年に過ぎないと聴衆に訴えました。

これに対してオーストラリア・緑の党代表のミルン議員は、キリスト教団体は、ゲイの人々より貧困問題に目を向けたほうが良いと真っ向から対立しているようです。

この主張の正当性や意義については議論を続けてもらうとして、どちらにせよ寿命が短縮されるのは困る話ですね。

Head of the Australian Christian Lobby says smoking is healthier than gay marriage

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