20代後半からのやさしいレースクイーン講座・初級『押しかけレースクイーン体験!強風注意【前編】』
くぼきひろこと申します。
私、レースクイーン体験をしちゃいました!
今までレースクイーン業界に対しては、オーディション、お礼参りと謎の玉砕を繰り返して参りましたが、赤っ恥をかき続けてきたかいがあったというものです。
3月25日に富士スピードウェイで行われたスーパー耐久の第1戦、TEAM NOPROさん。
・・・あれ?
お気づきの方もいらっしゃる事かと思います。
そうですね。TEAM NOPROのドライバー野上達也さん、クリッカーに寄稿してらっしゃいます。つまり、オーディションで勝ち取ったとか、美しさのあまりスカウトされたとか、そういう事ではない。
「なれぬなら オトナに頼もう レースクイーン」
・・お情け?コネ?裏口?
いえ、日本語にはこういう時とても便利な表現がありますね。「ご縁」そして「ご厚意」でございます。
ともあれ、TEAM NOPROの蛮勇に敬意を表して、ダイエットも成功せぬまま富士スピードウェイへ。レースクイーンどころかサーキットもほぼ初体験の私はとても緊張してました。
朝一番に、今回間を取り持ってくれた、これまたクリッカーライターの北森涼介さんから衣装を受け取ります。
『あ、これ衣装。アメ横で買っといたから。ワッペン、適当に縫い付けといて下さいね。』
・・・・。
レースクイーンってお裁縫必須だったのか!勉強になりやす!!
ちくちく縫っていく手作りの感触が、緊張をほぐしてくれます。
しかし、衣装の全容を見てまたも固まる。
私は、20代後半。しかもゴツい。私服はほぼGパンとトレーナー。デニムとスウェットではなく、Gパンとトレーナーです。
だけど今回ご用意頂いた衣装はこちら↓
なんというカワイイ系。チェックとか!プリーツスカートとか!ニーソとか!
いいのか。誰かに怒られないか。俺にこれを着る資格があるか。大丈夫か私。
ぶつぶつ言いながらお着替えを済まして、件の北森さんにレースクイーンの心得を習います。
北森先生のレースクイーン塾
『両脚クロス!加重は前脚!!骨盤を押し出す事で腹を引き締めるのだ!!!』
『前脚に乗れと何度言ったら分かる。今すぐ前脚に加重するか、後脚を折られるか、好きなほうを選べ。このスットコドッコイ!』
とは言って無いけど、先生はスパルタンです。
「なんでそんなに詳しいんすか?もしかして元レースクイーンですか?」
と、思ったけど、一応口に出すのは控えておきました。
前脚加重の練習を終えて、先生についてチームの元へ。
野上さんは美青年です。
ここで、疑問が。あれ?レースクイーンって、薄着以外には何する人?応援とかかしら?
北森先生のレースクイーン塾。part2
『レースクイーンの主な業務は?ピットウォーク?グリッドウォーク?表彰式。
?は、スタート前にお客さん達がピットを見て回る時に、ドライバーやクルマのそばに立ってニコニコしたり、写真を撮ってもらったりする、という仕事。
?の時は、クルマがグリッドについたら、ドライバーさんに傘をさし掛けて日よけをする。強風なので煽られるから結構チカラ仕事。あとは、まわりの女の子を参考にするように。
?はチームが表彰台に上がることになったら、付いて行ってニコニコする仕事。』
ほほう。なるほど。?がよく分かんないっす。傘さしかけるってなに?という事で、ちょっと練習させてもらう事に。
「ただいまの風速は30キロ。皆さん、増水した河川には近付かないで下さい。」
みたいなね。台風レポート状態になるほどの強風。
こりゃ本当にチカラ仕事だわ。
でも傘を持たせてもらって、何かレースクイーンっぽいじゃん!と調子に乗ってるうちに、ピットウォークの開始時刻に。
後編に続きます。
(くぼきひろこ)
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