『トワイライト』最終章、問題のセックスシーンについて主演のロバート・パティンソンを直撃!
『トワイライト』シリーズの最終章『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』がいよいよ公開される。このシリーズの世界的な大ヒットで、若い女の子たちの憧れの的になったイギリス人俳優ロバート・パティンソンに話を聞いた。どこへ行くにもパパラッチに追い回される生活になって久しいが、相変わらず地に足が着いたナイスガイぶりだ。
今作では、ロバート演じるエドワードが、クリステン・スチュワート演じるベラとついに結婚。このシリーズには珍しく、幸せに満ちた二人の明るい雰囲気で映画はスタートする。「結婚式というのは、常に女の子のものだからね。僕はただ立って、待っているだけだよ。僕は半秒くらい出ているだけだ。クリステンは大騒ぎしていたけど、僕は『なんでこんな馬鹿げたスーツを着ないといけないの』って感じだったよ(笑)」 続いてファン待望のセックスシーンが初登場。こちらの方には、ロバートはかなり気を遣ったようだ。
「本の中には、具体的に二人がどういうことをするか書かれていない。彼らのファンタジーを充たすような素晴らしいセックスをするにはどうすればいいのか、それを考えないといけなかった。また、自分のルックスも考えたよ。僕のすべての筋肉が締まって見えるような体位を考えようとした。足を何かの上に置いて、腕を伸ばしたり、お腹をひっこめたりしてね(笑)。シャツを脱がないといけないとわかってから、6週間、必死で体を鍛えたんだよ」
『トワイライト』シリーズの前に出演した『リトル・アッシス(原題)/ Little Ashes』でサルヴァトール・ダリを演じて演技開眼したと言うロバート。演技することが心底好きなようだ。 次回作にデヴィッド・クローネンバーグ監督の映画『コスモポリス(原題) / Cosmopolis』という興味深い作品を選んだロバート。『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』の公開もまだ先に控えているが、シリーズ終了後、どんな俳優を目指すのか、彼の今後が非常に楽しみだ。(取材・文:吉川優子/ Yuko Yoshikawa)
映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』は2月25日より全国公開