タイ洪水被害の影響により、PCパーツ、とくにハードディスク(HDD)が高騰している。実際、内蔵型HDDの中には、2倍近い価格で販売されているものがあるほどだ。そうした中において、外付けHDDがにわかに注目されている。

外付けHDDの中には、洪水被害の前に生産されたものも多く、価格が高騰の中でも同容量の内蔵HDDよりも安く購入できる。

外付けのHDDがあれば、PCのバックアップだけでなく、デジタルカメラで撮ったデータも手軽に保存することができる。
また最近では、薄型テレビに対応した製品も出まわってきている。

今回もパソコン向けの外付けHDDで売れ筋の製品を調べてみたところ、薄型テレビにも使える製品がいくつかあった。まずは、売れ筋 TOP 5を見てみよう。

■1TBとは、どういう意味か - HDDの豆知識
HDDのディスク容量がわからない人のために、ここで簡単に説明しておこう。外付けのHDDを購入するうえで、まずチェックしたいのがディスク容量だ。

1TB(テラバイト)というのは、500GB(ギガバイト)の2倍のディスク容量がある。2TBなら500GBの4倍のメディア容量となる。最近は、これだけの大容量モデルが、1万円を切る価格で入手できる。

■売れ筋の激安HDDをチェック
1位の日立グローバルストレージテクノロジーズ「Touro Desk 2000GB 0S03301A」は、信頼性の高いアドオン式ストレージだ。2TBのディスク容量がある。

2位のWESTERN DIGITAL「WD Elements デスクトップ WDBAAU0020HBK」は、ディスク容量が2TBのHDDだ。Windowsマシン用にフォーマット済みだが、フォーマットを変更すれば、Macにも対応できる。

3位のアイ・オー・データ機器「HDC-EU2.0K [ブラック]」は、ディスク容量が2TBのHDDだ。東芝ハイビジョン液晶テレビ〈レグザ〉からの直接録画に対応している。ケーブルをつなぐだけの簡単接続に加え、〈レグザ〉のリモコンで簡単に地デジ番組の録画・再生が可能だ。


タイの洪水の影響により、HDDの価格が高騰しているのは事実だ。内蔵型HDDは、2TBのモデルが実売で1万5千円前後に急騰している。TOP 5の価格を見ると、先週に比べて全体的に1,000円〜2,000円の値上がりがあるものの、内蔵HDDよりは遙かに安価に入手できるのがわかる。

これから外付けHDDを購入したいと考えている人は、お財布と相談しつつ、パソコンと薄型テレビの両方で使える製品を検討してみるとよいだろう。

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I-O DATA 東芝<レグザ>対応 USB 2.0/1.1接続 外付型ハードディスク 1TB HDC-EU1.0K [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]I-O DATA 東芝<レグザ>対応 USB 2.0/1.1接続 外付型ハードディスク 1TB HDC-EU1.0K [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]
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