こんにちは。機人08号が毎回気になるロボットホビーを紹介する『燃やせ!ロボ魂』のお時間がやってきました。今回紹介するロボットホビーはこちら。『(株)バンダイ ロボット魂 R-Number062〈SIDE MS〉リボーンズガンダム/リボーンズキャノン』です。
このホビーは2008年に放送された(株)サンライズ制作の『機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン』に登場するイノベイドのリーダー、リボンズ・アルマークが終盤で駆りだし、主人公刹那を苦しめた機体です。原作アニメは今までTV放送されたガンダムと違い、4クールではなく2クール構成のものを二つ作り、ファーストシーズンとセカンドシーズンに分けて放送した作品です。
あらすじは、西暦2312年。突如として世界にその名を宣言し、世界中の戦争行為に武力介入を行った私設武装組織「ソレスタルビーイング」と三勢力の連合軍との決戦から4年。各国家群が地球連邦として統一を果たし、世界は一つになったかに思えた。しかしその裏では、独立治安維持部隊「アロウズ」によって連邦に与しない人々への弾圧や虐殺が行われて、世界は未だに歪んだままであった。散り散りになっていた刹那たちソレスタルビーイングの者たちは、新たな仲間を加え結集する。彼らの、世界の歪みを正す戦いが始まるのである。
というわけで、まず付属パーツを一覧で紹介します。
バックパック左右各1/大型GNビームサーベル各2/GNバスターライフル/GNシールド/マニピュレーター各2/魂STAGE用接続パーツ/小型GNフィンファング/エグナーウィップ各2/交換用手首左右各2種 |
キャノンモードです。変形ロボットホビーにありがちなプロポーションの問題はなく、非常にアニメのデザインを忠実に再現しています。背面を見るとモロガンダムに変形するのがバレバレですね。
機体の大きさはおおよそ15cm。約5cmの幼生ジ・エンドと比べるとこんな感じです。
| 顔のアップ。バイザーがクリアパーツで出来ているので、中のアイカメラがはっきりと見えます。
リボーンズキャノンという名前ですが、どちらかというガンキャノンというよりジムに近い顔立ちです。頭と首はボールジョイントによって接続されており、前後左右それなりに可動します。
腕部の可動について紹介します。肩の付け根はボールジョイントで前後には少し、ジョイントを軸に360度回転します。また肩部は二重構造になっており、肩と胸部とつなぐ関節と肩と腕部をつなぐ関節が独立しています。肩アーマーも二重構造になっています。腕部は画像に記した矢印方向に可動し、それ以外にも肘の関節が二重構造になっており、120度以上曲がります。手首は360度回転します。
キャノンパーツはそれぞれ上下に可動し、付け根は左右に可動します。キャノンパーツは回転させることができます。
腰は360度回転します。腰アーマーはボールジョイントで上下に可動します。
脚の可動を紹介します。脚部は前後左右に可動します。
後ろへは腰アーマーが邪魔をして画像の位置より上に上がりません。膝の関節は二重構造になっています。
エグナーウィップを装着してマニピュレーターを伸ばすことができます。エグナーウィップは自在に曲げることができます。
『チェ〜ンジ、リボーンズガンダム! スイッチ、オンッ!!』 |
【リボーンズガンダム】 |
![20](http://livedoor.blogimg.jp/otakumakeizai/imgs/9/2/923cc749-s.jpg) | ![21](http://livedoor.blogimg.jp/otakumakeizai/imgs/4/e/4ea4c443-s.jpg) |
ガンダムモードです。
ガンダムモードもプロポーションが非常にきれいです。背面姿もさすがこちらのモードがメインなだけあってキャノンの姿はうまく隠れています。
顔のアップ。
ガンダム顔なのですが、悪人面ですよね。アンテナが兜と一体化しているという今までになかったデザインです。私的には新鮮味が感じられて好きです。首の可動はキャノンとほぼ同様です。
ガンダム時の腕部の可動構造は同じですが、肩アーマーが上がった分、腕の上下の幅が広がっています。
ガンダム時の前腰アーマーはボールジョイントで結合しており、前後左右に可動しますが、前後には少ししか可動しません。
ガンダム時の脚部は膝の関節の可動域が拡がります。また足は踵が独立しており別々に可動させることができます。つま先も少しではありますが可動します。足首は二重構造になっており、足を広げた状態でもしっかりと足を地面に設置させることができます。
手首は平手・握り手・持ち手の三種類あります。悪人面だけあって指先も悪キャラっぽく尖がっています。
大型GNビームサーベルの柄はバックパック上部から取り出し、立たせることができます。
手にGNバスターライフル、大型GNビームサーベルを持たせることができます。どちらも大きいですが、素材が軽いのでポージングに支障は与えません。
GNシールドは左右を展開させることでGNフィンファング発射態勢状態にすることができます。
各GNフィンファングは取り外しが可能です。射出状態を再現できるホールドパーツがあれば尚よかったです。
付属の接続パーツを使うことで、別売りの魂STAGEと接続して飾ることが可能です。
今回のみそはやはり変形機構でした。変形ホビーで一番の難関は変形とプロポーションの両立です。今回のリボーンズガンダム/リボーンズキャノンは非常にうまく両立ができていたと思います。ガンダムモードもキャノンモードもプロポーションが非常によかったですし、差し替えパーツも手首だけですので変形機構もよくできています。アクションフィギュアとしての可動性も他のロボット魂と比べて劣っておらず、変形ロボットホビーとして満足のいく出来だと感じました。昔自分が遊んだ変形ロボットホビーと比べると『時代はここまで来たのか』と感慨深くなります。でもやはり、本体の出来がいいからこそ、余計にフィンファング用のホールドパーツが欲しくなります。
【おまけ】 |
![48](http://livedoor.blogimg.jp/otakumakeizai/imgs/8/3/831b01b4-s.jpg) |
中の人つながりネタ。やはりガンダムにはこのポーズ取らせたいですよね。
■ライター紹介
【機人08号】少年時代にロボットに心を奪われて以来、その愛を今日に至るまで燃やし続ける者。ライターとしてはド素人であるが、一人でも多くの人にロボットの魅力を伝えるため、今日も彼は足らぬ文章力を勇気と気合で補い、記事を書く。
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