10日のセリエA第19節でユヴェントスに敵地で3−0と勝利を収めたミラン。だが、レオナルド監督は試合後も冷静さを失わず、次のように話している。

「とても難しい試合だった。そうは見えなかったかもしれないけどね。我々はユーヴェのマークに苦しんだよ。組織立てるのに時間が必要だった。自陣に押しとどめられたんだ。でも、彼らもチャンスを迎えることはなかった」

「我々はうまく苦しみをやりすごし、自分たちが試合をコントロールした。状況をうまく読むことができたんだ。彼らには決定的なチャンスを与えなかった。組織が整ってから、我々はリードを奪い、そして後半はパーフェクトなパフォーマンスを見ることができたんだ。セットプレーでの我々は非常に優秀だったね」

「ユーヴェ? 我々の10月と似たような状況にある。すべてが悪い方へいくようなんだ。前半は彼らに良い時間帯もあったけど、それを彼らは生かさなかった。チーロには立ち直れると言っておきたい。

「今の我々は健康な状態にある。それぞれがそれぞれの任務をこなしているんだ。明るさと意欲、献身さと謙虚さ、つまりフレッシュな頭もあるね。ドレッシングルームはまとまっているし、調子は良い。出場機会が少ない選手たちもね」